2015年12月25日
「動物を飼いたい!」そう思った時に、皆さんならどのようにしますか?知り合いのお家でもらってくる場合もありますし、里親を引き受ける場合もあるでしょう。もし、目当ての犬種がいる場合は、ペットショップやブリーダーから購入するのが一般的ですね。健康状態がよく精神的に落ち着いている子犬を希望する場合はブリーダーから購入するべきといわれていますが、ブリーダーなら誰でも安心なのでしょうか?答えは「NO」、悲しいことにブリーダーの中にも悪質業者が紛れていることがあります。
そこで、ここでは犬の状態を見極めるためのレッスンを行います!チェックポイントや、ブリーダーの質を見極めるための質問などを知ることで誰でも簡単に犬やブリーダーの質を見極めることができるようになります。ではでは、早速みていきましょう。
犬舎を見て、ブリーダーの質を見極める
まずは、取り扱っている犬の種類の数は何種類か確認しましょう。ブリーダーをするにはその犬種について何年もかけて勉強が必要な程に膨大な知識が必要です。扱うのは3種類までに抑えるのが理想といわれておりますが、たくさんの犬種を扱っている場合にはどうしてこの犬種を扱うようになったのかなどを質問してみるのもいいでしょう。
また、子犬の数が常時たくさんいる場合も、注意が必要です。優良なブリーダーのもとで飼育されている場合は、1歳以上の成犬で通常年1回から、多くても2回の繁殖ですが繁殖犬には大きな負担になります。しかし、悪質なブリーダーの場合それ以上に繁殖させ子犬の健康にまで悪い影響を及ぼしているおそれもあります。また、簡単に見極められるのは衛生面でしょう。雑然としている、掃除が行き届いていないといったブリーダーは犬を大切に扱っているとは思えません。
この質問で悪質ブリーダーを見抜く!
犬舎を見学してもいいですか?
犬舎では普段の犬たちの様子をみることができるため、積極的に見学をしてどんな状態か知って安心して欲しいというブリーダーさんもいらっしゃいます。そのため、見学を断られたら要注意!というのを聞いたことがありませんか?しかし、見学することで持ち込まれるウイルスは子犬の命を脅かす場合もあり、衛生状態を保つために、犬舎の見学を断るブリーダーさんもいることを知っておきましょう。見学を断られた場合、どういう理由なのかを聞いておくといいですね。
子犬の引き渡しはいつ頃ですか?
子犬は小さいほど需要が高く、早く売ってしまった方が経費が少なくて済みます。しかし、早いうちに親犬から離してしまうと社会性が身につかない・情緒不安定になるなど、後々問題行動の原因になるのです。また、45日齢以下の販売は制限もありますので、あまり小さいうちに売ろうとするブリーダーは悪質なブリーダーといえるでしょう。また、引き渡し前にワクチンの接種を済ませている子犬が適正であることを覚えておきましょう。
動物取扱業者登録番号を見せてもらえますか?
ブリーダー業を行うには動物取扱業者に登録する必要があり、その識別番号は事業所の見えやすい場所に掲示し、動物取扱業者の名札にも番号を記載することが義務付けるられています。しかし、悪質なブリーダーの中にはこれを取得していない者もおり、この場合は法律に違反する行為となります。
ブリーダーの質を見極める質問
購入後に相談にのってもらえますか?
アフターケアは良質なブリーダーにとっては当たり前のことです。幸せに暮らしていくための手助けも任せて下さい!といってくれる良質ブリーダーもたくさんいらっしゃいます。むしろ、自分たちが手塩にかけた犬がしっかりした環境で暮らせるのか見極める必要があるため、ブリーダーさんの方から、飼育環境や家族構成、飼育についての知識の有無を質問される場合もあるでしょう。しかし、特にお金にもならない卒業生のことは悪質なブリーダーにとってはうざいことに分類されます。はぐらかされたり、そういうことはしていないという態度なら注意が必要です。
犬の健康状態を見ればわかる
子犬を選ぶ基準は、コロコロと体格がよく「鼻の色素が濃い」「目に充血・濁りがない」「歩き方が不自然でない」これらをクリアしていればおおむね健康な子犬といえるでしょう。健康な子犬で、親犬の様子も見学させてもらえるなら悪質なブリーダーの可能性は低いといえます。
購入は良質なブリーダーから
ペットショップでも可愛い子犬を購入・予約をすることはできますが、どのような背景で育った子かは分からず、悪質ブリーダーで飼育されていた可能性も十分にあります。血統証がついている犬はすべて同じというわけではありません。家族として迎え入れるなら、優良ブリーダーから購入することをおすすめします。当犬舎では、見学を歓迎しており、いつでも犬たちとともに皆さんに厳しくチェックして頂ける体制を整えております。まずは、お気軽にご連絡ください!